居抜き物件はメリットが豊富?店舗デザインを決めるときのポイント

公開日:2023/05/15

店舗デザイン 居抜き物件

2020年以降、飲食店などはコロナの影響を受け、閉店に追い込まれる店舗が続出しています。その一方で、ファーストフード業態などに象徴される「デリバリー」を強みとするような業態では業績が順調です。そこで今回は、アフターコロナに向け出店を検討されている方向けに、居抜き物件について詳しく解説します。

居抜き物件は内装やレイアウトをそのまま使える

皆様は居抜き物件についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?「一度潰れたお店の後はまた潰れる」「汚い」「セキュリティー、耐震などが心配」といった、ネガティブな印象をお持ちの方もいるためはないでしょうか。ここでは、居抜き物件のメリットをご紹介します。

開業までの資金が抑えられる

飲食店などの店舗型のビジネスをはじめるには、相当な初期投資資金が必要となります。商売の利益率を決める際にも、家賃・人件費・材料費のほか初期投資分の回収を考えなければいけないため、、初期費用は1円でも安いに越したことはないため、す。その点居抜き物件であれば、内装・調理器具・食器等の備品をうまく利用することができれば、初期費用をかなり抑えることができます

開業までのスケジュールが短縮できる。

設備面に問題がなく食器等の備品が揃っている物件を選ぶことができれば、ご自身の希望箇所を変更するだけでお店を開店することができるため、物件を契約して2週間程度で開業することも可能です。

内装やレイアウトをそのまま利用する際の注意点

居抜き物件を利用することで得られるメリットをお伝えしましたが、反面気をつけなければいけない点もあります。まず大前提として、前のオーナーはなにかの理由で店舗を手放したかと考えましょう。理由はさまざまでしょうが、仮に来客数が少なく閉店になっていたとすると、外観、内装などをそのまま利用してしまうと、お客様からは同じお店と認識されてしまいお店に入ってもらえない可能性があります。

居抜き物件を再利用する前には、必ず前のお店についてリサーチをすることをおすすめすると共に、ビラ配りや外装を少しアレンジするなど工夫をして、違うお店になったと認知してもらう工夫が必要です

居抜き物件の店舗デザインを大きく変えることも可能

居抜き物件を再利用するにしても外装・内装のアレンジは必要となります。しかしここでこだわり過ぎてしまうと、コストがかさみ予算オーバーすることも考えられますので、事前に設備や家具などの状態、内装の状態・使用期間などは入念にリサーチをするなどして予算を正しく計画しましょう。

また、設備にリース契約があるかどうかも忘れずにチェックしましょう。居抜き物件の設備ではリース契約をしているものも多く、物件を契約するとリースもそのまま引き継ぐのが一般的です。そのため、どの設備がリース契約なのかということと、契約年数や残債などもチェックしておくと安心です。ここでは、予算計画をより具体的にするために内覧時に抑えておきたいポイントを解説します。

厨房の防水性

水回りの工事は、お店がオープンしてから対応する方法では修理が難しいため、水漏れなどの確認を必ずおこなってください。

グリストラップ

これは、下水に残飯を流さないようにする設備ですが、工事が必要な場合高額な費用が必要となるため、掃除周期やサイズ・構造は確認しておきましょう

ダクト

店舗で主に使用するダクトの種類として、換気ダクト、厨房排気ダクト、グリスフィルターがありますが、厨房排気ダクトについている排気ファンは、基本的に出口についているため、これらが正常に稼働しているか、油まみれになっていないかを確認してください。このようなことに気をつけながら物件を選べば予想外の出費は避けられるでしょう。

ただし、最後に注意点を挙げるとすれば、外装を大きく変更する際には、物件周辺の環境にも気を配ることが大事だということです。落ち着いた雰囲気の街並みに奇抜なデザインのお店は、悪目立ちする恐れがありますので、お店の立地に合わせたターゲット戦略が必要となります。

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居抜き物件を活かして店舗デザインを決めるコツ

物件が決まり設備・リフォームに使える予算が決まれば、いよいよデザイン選びです。新しくお店を開店するため、お客様に認知してもらえるようなデザインが必要となります。そこで、「予算・時間」をかけずに効率よくイメージアップをするコツをご紹介します。

まずは、お客様の目につきやすい店頭や看板から着手するのがよいでしょう。看板は大きいサイズでなくても、ホームセンターに売っているような立て看板でも使えます。店名を用いたロゴを作成するなどご自身で工夫することで、低予算で高パフォーマンスな看板が作れるでしょう。

また、店の入り口に観葉植物を置くだけでも印象がすごく変わります。カポック、パキラ、オリーブなどは、手入れが簡単で忙しい方や植物を育てたことがない初心者の方でも、簡単に育てることができます。

安心できるプロに相談する

このように居抜き物件は正しく利用することができれば「低コスト・時間短縮」でお店を開業することができますが、逆をいえば、一度閉店している店舗であるため、その理由を明確にしておかないと、次も失敗する可能性があります。また、デザインやリフォーム箇所、コストについても相談できる相手が必要です。

そうしたときに、安心できる相談業者が決まっていないのであれば、「店舗デザインランキング」というサイトを利用するのも、ひとつのおすすめ手段です。店舗デザインランキングでは、東京の飲食店向けのデザイン業者を口コミや評判などでランキングにしているため、役立つ情報が見つかりやすいです。

まとめ

家の近所を歩いていても「またここに新しいお店が入るのか!」と思うことがあります。やはり閉店するには理由があり、一度お店が閉店した跡地で商売をはじめるには、準備と対策が必要となるでしょう。また、飲食店を開業しようと考えている方であれば、味には絶対的な自信があるかと思いますが、お客様がお店に来ないことには味のよさが伝わりません。まずは、お客様に来てもらう為にはどうすればよいかということを相談できる相手を探しましょう。

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