コストを抑えてイメージチェンジしたいなら化粧シートを活用しよう

公開日:2022/11/01

店舗の内装はそのお店の顔といってもよいほど重要な役割を果たします。これからお店のリフォームを考えている方にとって、内装はこだわりを表現する重要ポイントなのではないでしょうか。実は、コストを抑えながら印象をがらりと変える仕上げ方法があるのです。今回は、便利かつローコストな仕上げ方法である化粧シート貼りについて解説します。

化粧シートとは

化粧シートとは、樹脂などの素材に色や柄が印刷された仕上げ用のシートです。木目などの自然な柄のものは人気で多く使われているため、目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

家具だけでなく扉や手すり、エレベーター内などさまざまな部分で活躍しています。店舗デザインの仕上げやリフォームのほか、穴や傷の補修にも使われるメジャーな選択肢のひとつです。

化粧シート貼りを選ぶメリット

化粧シート貼り仕上げにすることには、新しく建具を買い替えることに比べて多くのメリットがあります。予算や期間、環境的な条件と照らし合わせてチェックしてみてください。

価格・施工期間を抑えられる

化粧シート仕上げは、建具そのものを交換するのではなくシートを貼り付けるだけなので、施工費が安上がりです。施工期間が短く騒音も出にくいため、ちょっとしたイメージチェンジをしたいだけの場合や、営業時間になるべく支障をきたしたくない場合にも有用です。

メンテナンスがしやすい

木材や金属、石といった素材を活かした建具の場合、それぞれに応じたお手入れをする必要があり、面倒なだけでなくコストも余計にかかってしまいます。化粧シートであれば、見た目は素材感がありながら、お手入れは汚れを拭き取るだけで済むので時短にもなります。抗菌や防カビ、屋外用などさまざまな種類があるので、用途に合わせて使いやすいものを選べます。

細かい調整ができ、融通がきく

設備にもよりますが、とくに居抜き物件の場合はどうしても動かせない建具や家具があって持てあましてしまうケースがあります。そんなときも、化粧シートなら簡単に切り貼りしたり、曲面に合わせたりすることもできるので、コストを抑えて印象をガラッと変えられます。小さく平らな面であれば市販の化粧シートを使って自分で施工することもできます。

材質や色のバリエーションが多い

家具や建具の材質は、部屋全体の印象を大きく左右します。材質を変えることであたたかみや高級感を与えることができますが、まるごと取り替えるのは非常に大変でコストもかかります。化粧シートなら、簡単に印象を変えられるだけでなく、豊富なバリエーションにより細かなニュアンスを表現できます。

印刷技術の進化によって、本物の木材や大理石と見紛うような美しい柄のものも増えました。場所によって好きな色を組み合わせたり、変化を出したりすることもできるフレキシブルさが化粧シートの魅力です。

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化粧シートの施工価格

ここまで化粧シートのメリットについて解説しましたが、やはり一番気になるのは価格ではないでしょうか。内装はイレギュラーの発生によってコストが膨れ上がりがちな部分なので、抑えられるところは抑えたいですよね。仕上げを化粧シートにすることでどのくらいの費用がかかるか見てみましょう。

化粧シート自体の材料費はまちまち

化粧シート自体は通販サイトなどでも買えます。1mあたり3,000円から、高いものでは1万円以上になるなど、価格帯にはかなり幅があります。メタルや箔といった特徴的な質感のものは高価になる傾向があるようです。

木目柄も、人気の種類はそれなりの価格になってきます。できる限り安く抑えたいという方には、単色や抽象柄などのシンプルなものがおすすめです。

業者の施工代は建具単位でチェック

業者に依頼する場合は、材料費込みの施工代になります。1mあたり7,000円~1万円、一般的な住宅のドアなら片面2~5万円程度が相場です。ドア以外にも建具ごとの価格の目安を出している業者が多いので、手を入れたい部分がすでに決まっている方は、建具ごとでの価格を比較してみると検討しやすいのではないでしょうか。

価格や納期はきっちりと確認を

小規模であれば自分でもできる化粧シート仕上げですが、売り上げに直結する店舗の内装はやはりプロに任せたいものです。各種リフォーム業者のほか、化粧シート貼り専門の業者もいます。

各社ホームページには価格が載っていますが、あくまで目安として見ることが大事です。環境や大きさによって実際の価格は変動してきます。できあがってからやっぱり違うということにならないよう、価格や納期の確認と、イメージのすり合わせは入念に行いましょう。

まとめ

店舗の出店やリニューアルにあたり、内装でこだわりを表現したいと考える方は多いのではないでしょうか。店舗デザインは、見た目だけでなく、施工費やメンテナンスにかかる持続的なコストも含めて検討する必要があります。家具などのエレメントをただ新しく購入するだけでなく、化粧シートで好みに張り替えるという選択肢があると、表現の幅がグッと広がること請け合いです。

コストはかけずに雰囲気を統一したい、色や素材感を細かくカスタマイズしたいという方には化粧シートがとてもおすすめです。化粧シートを使って、内装のトータルコーディネートを楽しんでくださいね。

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